#497男子ごはん in 香港~前編
◇男子ごはん12月10日放送のレシピ
毎年恒例の海外ロケ、今年は香港です。香港は約10年ぶり2回目です。
珍しくケンタロウさんの名前も。。。(T.T)
ということで、今週は番組全体のカンタンなレビュー編を。
♯
香港の、尖沙咀のウォータフロントにやってきた2人。こちらは、夜景の光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」を鑑賞できる場所としてお馴染みですね。
2人の香港歴は?
心平:来たことあるんですけど、もう10年ぐらい前ですね。
太一:僕もね、男子ごはんでは10年ぐらい前にケンタロウさんと来てるんですけども。あのー、香港でもライブやってるんですよ、なんで香港でも人気あるんです(ドヤ顔)
さて、香港の料理といえば、広東料理以外にも北京・上海・四川など中国大陸各地の料理が揃います。中でも飲茶・北京ダック・お粥などが定番料理ですが、しかしその枠にとらわれない、香港の新定番料理を食べて学んで日本で活かそう、というのが今回のテーマ♪
男子ごはんの掛け声を"抱拳礼ver."できめて、番組スタート☆
まずは、香港ランチで人気の丼を食べに行くことに。
やってきたのは、香港島・上環(ションワン)地区にある、創業およそ70年の「陳勤記鹵鵝飯店 (ツァン・カン・ケイ・ロウ・ゴー・ファン・ティム)」<住所:上環皇后大道西11及13號地下>。
ミシュランにも選ばれたというこちらのお店の、ビジネスマンに人気の丼とは?
●鹵水鵝飯(ローソイモーファン)68HK$(約976円)
→一番人気の、ガチョウの煮込みがのった丼。
太一:(パクリ)うん、うまい。
心平:うまい。
太一:そんなに八角のくせがあるわけではないですね。香りはしますけど、あっさりしてません?
心平:うん、あっさりしてる。
太一:お酢つけて食べてみますよ。(パクリ)うまい! なんかあっさりさせるだけじゃないですね。やっぱ、こう、味を足してる感じですね?
心平:ガチョウは羽とか外して、中身抜いて、つけ汁につけておいて、そっから煮るんですか?
店員(通訳):基本的にはそんなかんじです。ガチョウをきれいに洗ってから、タレに漬けて、火をつけて煮るんですけど。
心平:どのくらい煮るんですかね?
店員(通訳):1時間15分から1時間半くらい。
心平:ああ、そのくらいなんだ。
●招牌四寶飯 (チウパイセイモーファン)62HK$(約890円)
→豚バラ・ソーセージ・アヒルの卵・豚の腸の4種類の煮込みがのった丼。
太一:(パクリ)全然違うよ。やっぱり同じ味付けなんだね。
心平:ベースは一緒ですね。
太一:だけど、トリと豚で味がちょっとずつかわってくんだね。
心平:そうですね。
太一:こんだけ、ちょっと肉々しいとね、青菜炒め食べたくなるね。
料理をもって店員登場。
太一:いいタイミングで来ましたよw
●方魚炒芥蘭(フォンユーツォオカイラン)68HK$(約976円)
→ケールのにんにく炒め。菜の花に似てますが、香港のケールは日本のとは味も形も違うんだそう。
心平:菜の花だ。
太一:これ、一発目ですからね。(パクリ)うまい。これ、今が旬なんですかね?
通訳:そうです。ケールはこの時期がおいしい。
太一:全然苦くない。
心平:味も菜の花ぽい。
太一:心平ちゃん、どっちが好きですか?
心平:こっち(鹵水鵝飯)。
太一:俺もこっち。一番おススメのものだよね。この酢自体も独自のブレンドなんですか?
店員:米酢ににんにく、潮州の唐辛子を入れて独自に調合しています。
太一:にんにくの風味が入ってるんですね。うまい、僕、これ東京で一発当てたいな。
心平:(笑)
太一:これは勉強になったんじゃないですか?
心平:もう完璧にインプットしました。
太一:日本の調味料でも再現できますか?
心平:できますね。
つづいて、やってきたのは杭州料理店の「天香樓(てんこうろう)」<住所:九龍柯士甸路18號C地下>。
お目当ては、杭州料理に欠かせないカニみそたっぷりの絶品麺だとか。
店内では上海蟹のみそ剥きの光景も。
●清炒蟹粉帯麺(ハイファンロウミン)428HK$(約6,146円)
→カニみそのあんかけ麺。しょう油と和えた平打ちの麺に、7杯分の上海蟹のみそと甲羅の部分の肉を混ぜ込んだ濃厚な餡と、特製の生姜黒酢をかけて頂きます。
料理が出てくると、
心平:想像と違う。
太一:想像と違うね。汁麺じゃないの、和え麺じゃない?
心平:和え麺だ。
太一:(麺に蟹のみそたっぷりの餡をかけられ)うわうわっ。すげー。
心平:(その上に、黒酢をかけ)
太一:いただきます(ズルッズルッ)おいしい! 黒酢合うなぁ。
心平:うまい。
太一:でも、いままで食べたことない味だ、これ。
心平:蟹肉の小龍包あるでしょ、あの中身をずっと食べてるみたい。すごい贅沢。
太一:すんごい贅沢。うまいわ、これはー。
心平:いきなりあれかな、今回最高峰来ちゃったかな?
太一:ね、そんな気がする。
●生辺豆苗(ショントンタウミウ)288HK$(約4,135円)
→豆苗の炒め物。
太一:(パクリ)うまいねー。
心平:うまい。ここにきて、青菜ナンバー1がきました。
太一:ねぇ(笑)歯応えあんだね。
心平:うん。
太一:味付け最高。
最後にやってきたのは、廟街(テンプルストリート)に5店舗を構える「興記?仔飯(ヒンゲイボウチャイファン)」<住所:油麻地廟街21號地下>。
夜になると、行列が絶えない超人気店だとか。今回は、香港で寒い冬に食べられている、香港式の釜めし“ボウチャイファン”がお目当てです。
さっそく、うなぎ入りと牛ミンチの釜めしを注文。店からちょっと離れた厨房も見学させてもらいます。
太一:注文あってからすべて作るんですか?
店員:そうです。
太一:ごはんは炊いてあるんですか?
店員:いや、また。30分くらい浸水させています。
1.土鍋に米を入れ、お湯を加える
太一:これ(具)タレがついてるんですか?
店員:もう下味がついてます。
心平:トウチと何で和えてるんですか?
店員:トウチがメイン。
2.ご飯が炊けたら具材を加えて、さらに蒸していく
太一:すごい、これ、お皿だと思ったら蓋だったよ(笑)よくできてる。
3.火が通ったら、炭火で仕上げます。
心平:どうして、ガスでやってたのを炭にかえるんですか?
店員:土鍋に小さな穴が空いていて、炭の香りがそこを通ってご飯に移るんです。
心平:なるほど。
太一:炭の香りが大事なんだ。へー、ひと手間だね。
●白鱔煲仔飯(パッシンボウジャイファン)70HK$(約1,005円)
→田ウナギと長ネギの釜飯。醤油ダレをかけて食べるのが香港流。
太一:いただきます(パクリ)うん、うまい。好吃(ハオツー)!
心平:なんかさ、中華版ひつまぶし?
太一:うん、うん、お醤油かけることでひつまぶしぽくもなるし、あとやっぱお米の香りもいいね。
心平:いい。
太一:うなぎの臭みがないよね。これはうまい。
●免治牛餅煲仔飯加蛋(ミンチーアウペンボウジャイファンカータン)48HK$(約689円)
→お店一番人気、牛ひき肉の釜飯。醤油ダレをかけて、卵を崩しながらよく混ぜていただきます。
太一:ああ、いい香り。やっぱり炭の香りするわ。(パクリ)うまい。この見た目だと、味だいたい想像できるじゃないですか、それの上行きません?
心平:上行く。
太一:肉の甘みもあるんだけど、やっぱ卵とのバランス?
心平:これはどうゆう下味なんですか?
店員:基本的な調味料しか使ってません。
太一:ふーん、多くは言わないねw
こうして、今週の香港ロケは終了となりました。