【キッチン探訪】肉だんごとトロトロ白菜の鍋
◇12月29日放送日
すっかり遅くなってしまいましたが、今回は心平ちゃん出演のNHK「キッチン探訪『僕のキッチン みんなのキッチン』」を簡単レビューします♪
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豪邸を訪れる原アナ、玄関で出迎える心平ちゃん。
2人はキッチンのある2階へ~。
原:すっごい開放的ですねー。天井が高いですね、すごく陽ざしが…
心平:そうなんですよ、冬でも暑いくらい。
奥さん、お子さんと3人暮らしの心平ちゃん、キッチンのあるこの空間でほとんど過ごすとのこと。
また、コロナ前は毎週のように人を呼んでいたのだとか。
で、目指しているのは『みんながくつろげるキッチン、利用しやすいキッチン』。
その一端を見せてもらいます。
心平:お飲み物を用意してますが、うちはグラスも好きなのを自分で選んでもらう
棚のひとつを開けると、グラスがびっしり。
原:迷いますねー。コレにします。
心平:製氷機がキッチンの中なんですよ。
ガスコンロの奥に業務用(?)ぽい製氷機。原アナ自らグラスに氷を。
心平:長いストロークを歩いてもらうことで、僕はここ(キッチン)にいるし、会話も生まれるので…
原:たしかに、会話が途切れない。
心平:(対面)カウンターは絶対だったんですね。お話ししながら(料理がしたい)。
【ポイント】
キッチンの導線は効率よりもコミュニケーション重視
ここで、『春菊のごま和え』が登場。
心平:先付けじゃないですけど。すぐできるんです、これは。
原:(パクリ)春菊のほろ苦さとすりごまの香りがいいですね。
つづいて、収納の話題に。
原:お鍋とかも基本、こう、上に置いてあったり、"見せる収納"を意識してるんですか?
心平:見せる収納というよりは、どこに何があるか、一目でわかる。友達とか、ゲストがなにか作業をしなくてはならなくなったときにどこに何があるか、一目でわかるっていう…。
【ポイント】
どこに何があるか、一目でわかる
また、テクニックとしては、
心平:木べらだったら木べら、お玉だったらお玉、似たようなお友達を揃えて並べてるかんじですかね。あと、長さが極端に違うものを一緒にしない。
【ポイント】
道具は系統立てて長さをそろえると、落ち着いたかんじに収まる
数多く揃った器にも秘密が…
心平:料理の撮影だとすると、例えば、初めて出会う食器に盛り付けることがあるんですよ。そういうときに、(日頃から)色んな食器で盛り付け慣れてると、割と大丈夫ですよね。だから、毎回盛り方を変えて、盛り皿を変える。"常に挑戦"って言ったら大げさですけど、ちょっとずつ小さな挑戦をしてる、という気持ちはありますね。
カッティングボード(まな板)もたくさんあり…
心平:木製品が割と好きで、世界各国のカッティングボードくんたちが…。気に入ったら、買わないともう2度と手に入らないと思うんですよ。そういう親の教育も受けて。後悔するから買っとけって。買ったらどんどん貯まっていって…。
一方、食材や調味料など賑やかな色合いのものは引き出しの中に収納。見せない工夫も大切だとか。
ここで、原アナも参加して、『えびチリ&ふわふわ卵』を調理♪
原:先ほどの春菊のごま和えですとか、このえびチリとか、心平さんのレシピって作りやすいのが多いですよね?
心平:できるだけ簡単でしっかりした味、というのがテーマにあるんですね。作る方が1回レシピ見て、そのあと覚えていただきたい。覚えてもらえるレシピで、かつ、それがもしその家の味になって受け継がれてったらすごいことですね。うちの母にはそれがありますよね。母のレシピは20代の女の子、男の子も「お母様のレシピで育ちました」って、たまに会うので…。それはすごいことですよね。
つづいては今回のメイン『肉だんごとトロトロ白菜の鍋』を調理(下にレシピを掲載)。
出来上がりは、1Fの"火鉢のあるスペース"に移動して、いただきます。
原:いただきます(パクリ)おいしー。肉団子から旨味がじゅわーっと。しかも、しょうがが入ってる分、体がポカポカして。これは体も温まりますね。
そして、この空間で気になるのはやっぱり火鉢。
心平:これはもともと植木鉢だったんですよ。なにか再利用法ないかと思ってたんですよ。で、ここをもう少し楽しいスペースにしたいってのもあって。で、火鉢があるじゃん、と。園芸ショップ行ってこの石買ってきて、自分で作ったんですよ。
原:えっ、自作の火鉢なんですね。
火鉢で焼く焼き鳥や焼き肉をつつきながら、家族や友達と過ごすことも多いのだそう。
今回は、鳥の串焼きを。
その匂いに誘われて、息子の廉平くん(8)も登場♪
原:お父さんの料理、おいしい?
廉平:まぁまぁ。
原:まぁまぁ? 一番辛口だねw
心平:ホント、最近生意気なんですよね。
最後に、改めて心平ちゃんにとってキッチンはどんな場所か、尋ねます。
心平:やっぱり自分の存在意義はキッチンの中にありますよね。毎回キッチンに立つ度に元に戻れる、自分の存在意義はここだなって。喜んでもらうことで、自分のことも再確認できるっていうか、料理作れてよかったな、と思いますし…(中略)この仕事をしててよかったなと思います。
≪肉だんごとトロトロ白菜の鍋≫
【材料】(3~4人分)
a)
豚ひき肉…300g、ねぎ(みじん切り)…50g
生しいたけ(みじん切り)…2枚分、しょうが(みじん切り)…1かけ分
卵…1コ、小麦粉…大さじ1/2
塩…小さじ1/2、黒こしょう(粗びき)…適量
白菜…1/4コ(350g)、春雨(乾)…45g
チキンスープの素(中華風/ペーストタイプ)…大さじ2/3
柚子(ゆず)の皮(そぎ切り)…適量、細ねぎ(小口切り)…適量
柚子こしょう…適量、酒…大さじ1
塩…少々、黒こしょう(粗びき)…適量
【作り方】
1.白菜は5cm長さ、2cm幅に切り、軸と葉に分ける。春雨は熱湯で2~3分間ゆでて湯をきり、食べやすく切る。a)は粘りが出るまで混ぜ、肉ダネをつくる。
2.鍋に水カップ4、酒、チキンスープの素を入れて強めの中火で沸かす。1の肉ダネを6~8等分にして丸め、鍋に加えて煮る。
3.アクを取り、肉だんごに火が通ったら白菜の軸を加える。軸に半分ほど火が通ったら葉を加え、しんなりとしたら春雨を加える。塩で味を調え、黒こしょう、柚子の皮をふり、細ねぎと柚子こしょうを添える。