#187トークタイム『バティック体験』
◇テレビ東京・12月4日放送分
インドネシアのバリ島ウブド。民族音楽の演奏を前に。。。
太一:気分が出ますねー。インドネシアに来たってかんじがしますね。ケンタロウさん、行きたいところがあるんですよね?
ケン:はい、布。
太一:あー(さっき)言ってた。。。
ケン:バティック。
【バティック】
ロウで模様を描くことでその部分に色が染みないようにする、バリ島の伝統的染物
ケンタロウさんの要望をかなえるため、やってきたのが「バティック工房(BATIK PEJENG)」。こちらはバティックの販売のほか、観光客向けにバティック体験(1日8時間約2,700円)も行っているんだそう。
太一:"俺たちのランチョンマット"作んないですか?
ケン:やりますか?
太一:やりましょうよ。
オーナーのアグンさんに手ほどきをしてもらいます。
布にロウをつける方法は、手書きと型押しの2種類。
太一:型と、あと手書きも入れた方がいいってことですね。
ケン:縁は型にしましょう。
太一:中は、こう、手書きで。
ケン:はい。
太一:手書きか。。。
ケン:(笑)
まずは工房の一室で型選び。
ケン:(数の多さに)うわー。これは盛り上がるなー。
太一:こうゆう型もあるんですね、絵の。。。
ケン:(動物の絵の型などがあり)そうか、そうか、模様だけじゃなくて。型、かわいいですね。
太一:かわいい。
ケン:(布に型押しされたサンプルを見て)この茶色いとこがもうロウがついてる。。。
通訳:そう、そこに色がつかなくて、こちらの。。。(出来上がりの布を広げる)
太一:こうゆう色になるんだぁ。。。面白い。俄然やる気でてきた、俺。
それぞれ型を選び、バティック作りスタート♪
太一:(アグンさんにロウつきの型を手渡され)どのくらい押すのかな?
通訳:ちょっとでいいです。
太一:(押し付け、アグンさんのOKがでる)ああ。自分のタイミングでやってないから。。。
ケン:わりとざっくりしたかんじになりますよね。
太一:そうなんですよ。
ケン:不安になってきました、俺のも。
太一:(2回目も押し)2つやっただけで失敗してるなーって気になってるんですけどw
ケン:(ケンタロウさんも押し)もっと細かく出したいんだけど、押し過ぎなんですかね?
太一:そこが難しいんですよね。
ケン:ね?
太一:そういうことなんですよ、俺が言いたいのは。(が、今度は軽く押し過ぎ失敗)ああー、ノーイナッフ(><)
作業を進め、型押しが一周して、型が収まりきれなくなり。。。
太一:うわー、これ、ちょっと。。。(すかさずアグンさんが当て布を置く)はー、なるほどw
ケン:あー、言ってよ、俺もう無理やり(スタンプした)。。。しょうがないと思ってさ。
アグン:(笑)
ケン:ハハハハって。え?(T.T)
太一:簡単に考えてました。意外とスタンプするだけでも難しいです、これ。
ケン:相当むずかしいですよね。
こうして、型押し部分は完成。つづいては、手書き工程のため作業場を移動。
太一:(作業を見て)細けぇー。
ケン:え、あの丸いのって全部手で描いてきたのかな?
太一:(スタッフの一人が行っていた布に)ちょっとお姉さん、全部描いたの、お姉さん?
通訳:全部手で。。。
太一:えー!?
ケン:これこそ、型、作ればいいのに。
太一:(笑)ホント、スタンプにしたらぁ。
2人も手書き作業に。まずは鉛筆で下書き。
10分後、ケンタロウさんは龍の絵、太一くんは太陽の絵を完成させます。
つづいては、そこにロウを塗りつけてゆきます。
20分が経ち、飽きてきた様子の太一くん。。。
太一:(通訳さんに)インドネシアのギャグってなんですか? これ言ったら絶対受けるよっての。
ケン:そんなの、日本にもありましたっけ?
太一:あるじゃないですか、『そんなの、関係ねぇ!』とか。
ケン:(笑)ある意味、受けますけどねw(カンペで『センケンケン』が受けるとの指示)
太一:センケンケン!(何とかなるよ)
作業員:(笑)
太一:おー、うけたw
ケン:なに、それ?w
太一:♪センケンケン、センケンケン、タカダカダンダンダン。。。w
作業員:(笑)
ケン:(笑)
太一:すごい、バリの人にも日本人にも受けましたよw
ケン:いま、けっこうな笑いとりましたよね。
ようやくロウ塗りが完成。
乾かした後は、染料に漬け込みます。
濃い色に仕上げるため、完成までに1週間は必要、ということで、
太一:完成はスタジオで、ですね。
ケン:そうですね、これはね。
太一:楽しみです♪
ケン:めちゃめちゃ楽しみ。
♯
その昔、「うるるん滞在記」とか観てて、海外で(言葉の壁を乗り越えて)コミュニケーションとるのに強いのは、"スポーツ・音楽・料理・絵"だと思ったものですが、料理研究家でイラストレーターで音楽活動してるケンタロウさんは『コミュニケーション強者』ですねーw